約1300年、「(物を) 一つのものにまとめる、結合させる、集める、並べて置く」といった意味で使われるようになり、さらに「結合する、仲間になる」といった自動詞的な使い方もされるようになりました。この語は、古フランス語の joindre(「結ぶ、つなげる、団結させる」、また「性的関係になる」とも言われた)という動詞の語幹 joign- から来ており、ラテン語の iungere(「一緒にする、結束させる、くくりつける」)に由来します。さらにさかのぼると、これはインド・ヨーロッパ祖語の鼻音化した形 *yeug-(「結びつける」)から派生しています。
「結びつく、交わる、同盟を結ぶ」という意味は14世紀初頭から見られ、「二人を結婚させる」という特定の意味は14世紀中頃から使われるようになりました。14世紀後半には、抽象的な概念—美徳や性質、心の結びつき—を表す比喩的な用法も登場します。また、戦闘において「始める」という意味でも使われるようになりました。中世英語では、join on(約1400年ごろ)は「攻撃する、戦いを挑む」という意味で使われていました。「(誰かに) 行って一緒にいる」という意味は1713年から、また「結合する、合流する」という意味は1702年から見られます。関連する形として、Joined(結合した)、joining(結合している)が挙げられます。
「軍隊に入隊する」という意味の join up は1916年から使われ始めました。「敵わないなら仲間になれ」というフレーズ if you can't beat them, join them は1953年に登場しました。また、「密接に結びついている」という比喩的な表現 joined at the hip は、字義通りの「シアミーズツインズ(結合双生児)」に由来し、1986年に使われるようになりました。中世英語では、join が enjoin(命じる、強いる)の省略形としても見られました。