15世紀初頭には「生命や成長が可能な」「成長している、活力のある」といった意味で使われていました(現在ではほとんど使われていない意味です)。また、物質に関しては「動物でも鉱物でもなく、植物界に属し、植物のように生きて成長している」という意味もありました。これは古フランス語の vegetable(「生きている、生活に適した」)や、中世ラテン語の vegetabilis(「成長している、繁栄している」)、さらには後期ラテン語の vegetabilis(「生命を与える、活気づける」)から来ています。
この言葉はラテン語の vegetare(「活気づける」)に由来し、さらに vegetus(「活力のある、元気な、活動的な、快活な」)や vegere(「生き生きとする、活動的になる、活気づける」)から派生しています。これらはすべて、印欧語根の *weg-(「強くなる、活気づく」)に関連しています。
「植物に関する」「植物で構成されている」「植物に何らかの意味で似ている」という意味は1580年代に登場しました。一方、「退屈な、変化のない」という意味は1854年から確認されており、vegetative(「植物的な」)と関連しています。