「 capnomancy 」の語源

また、もともとは kapnography、「煙による描画技術」（または炎によって生成される炭素を用いた技術）という意味で、1871年に登場しました。これはギリシャ語の kapnos（「煙」を意味する。capnomancy を参照）と、-graphy（「描写」を意味する接尾辞）を組み合わせたものです。関連用語としては、Capnographic や kapnographic があります。

Kapnography—if we are called on to christen the new Art—may be said to be the very reverse of photography. In the one, the subtle play and reflexion of light is imprisoned by the magic chemistry of the sunbeam ; in the other the human imagination guides the hand to trace designs on the very type of change and emblem of destruction. To fix the faces seen in the fire, or to delineate the ever-changing forms of the clouds, does not seem to be a more unpromising task, than that of producing Alps and glaciers, forests and châlets, waterfalls and wood-hung streams, out of very vapour of combustion—the smoke of a candle. [The Art-Journal, vol. X, 1871]

もし新しい技術に名前を付ける必要があるなら、カプノグラフィーは写真術の真逆とも言えるでしょう。一方では、光の微妙な遊びや反射が太陽光の魔法の化学反応によって捉えられますが、もう一方では人間の想像力が手を導き、変化そのものや破壊の象徴であるものにデザインを描き出します。火の中に見える顔を固定したり、雲の絶え間ない形を描いたりすることは、燃焼の蒸気—ろうそくの煙—からアルプスや氷河、森や châlets、滝や木々に囲まれた小川を生み出すことよりも、あまり期待外れな作業には思えません。[The Art-Journal, vol. X, 1871]

「〜による占い」を意味するギリシャ起源の語形成要素で、古フランス語の-mancie、後期ラテン語の-mantia、ギリシャ語のmanteia「神託、占い」、mantis「占い師、予言者；神聖なる狂気に触れた者」、mainesthai「inspired」（インスパイアされる）に由来し、menos「情熱、精神」（PIEの*mnyo-、語根*men- (1)「考える」の接尾辞形から、心や思考の性質や状態を指す派生語と関連）に関連しています。maniaと比較。