「done」の意味
「 done 」の語源
done
動詞 do の過去分詞形で、古英語の過去分詞 gedon に由来しています(接頭辞の名残が ado に見られます)。過去分詞形容詞として「完了した、終了した、実行された、達成された」といった意味で使われるようになったのは15世紀初頭からです。また、取引や賭けごとの承諾を示す言葉として使われるようになったのは1590年代からです。
アメリカ南部では、done が done gone のような表現で使われることがあり、例えば "Octopots done got Albert!" といった例が1827年に記録されています。これは『オックスフォード英語辞典』によると、「完了を示す助動詞として、あるいは副詞的な意味を持ち、『すでに;完全に』という意味で使われるものです」とされています。『センチュリー辞典』では、この用法が「もともとは have または had の後に目的語の不定詞を伴う形で因果的に使われていたが、現代ではしばしば have や had が省略され、不定詞が過去形に変化して done が単なる過去形の印として残った」と説明し、「黒人の言い回しの特徴」とも指摘しています。
「疲れ果てた」を意味する done in の用法は1917年までに確認されています。スラングで「運命づけられた、絶望的な状況にある」を意味する done for は1803年に見られます(口語表現の do for 「台無しにする、損なう」は1740年から)。「とても愚かなことをした、物事をめちゃくちゃにした」という意味の have done it の用法は1837年に登場しました。
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