約1300年頃、「鍵で留める、鍵を使って閉じる・閉じ込める」という意味で使われるようになりました。この意味は、古英語の lucan(「閉じる、鍵をかける」という意味の強変化動詞)から派生しており、過去形は leac、過去分詞は locen です。この動詞の語根は、名詞の lock(名詞1)と同じです。形は名詞から来ており、古ノルド語の loka から影響を受けた可能性もあります。古い強変化動詞は方言的に louk として残り、強変化の過去分詞 locken は中英語の loken love(「隠された愛、秘密の愛」)のようにしばらく使われていました(14世紀初頭)。
古英語のこの動詞は、古フリジ語の luka(「閉じる」)、古ザクセン語の lukan、古高ドイツ語の luhhan、古ノルド語の luka、ゴート語の galukan などと語源を共有しています。「部品を一緒に留める」という意味は14世紀後半から見られ、もともとは鎧に関する表現でした。人に対して「しっかりと抱きしめる」という意味は14世紀中頃から使われるようになりました。関連語として、Locked(「鍵がかかった」)や locking(「鍵をかけること」)があります。Locked(「しっかりと固定された」)という表現は15世紀初頭から見られます。また、lock (someone) in(「誰かを閉じ込める」)という意味は約1400年頃から使われています。スラングの lock horns(「戦う」)は1839年から使われるようになりました。