「うぬぼれが強く、視野が狭い実利主義者。退屈で几帳面な人。礼儀を重んじるふりをして、他人を不快にさせたり、退屈させたりする人。」これは1753年の定義で、もともとは神学的なこだわりを指して使われていた言葉(1704年)。その起源は不明です。
この言葉は、同じ綴りの別の意味—「しゃれ者、うぬぼれ屋、虚栄心の強い人」(1670年代)や「泥棒」(1600年頃;prigger, prigmanという形で1560年代から記録あり)—に関連している可能性があります。『セントュリー辞典』は、現代の意味は「泥棒」の意味から派生し、「職業の中で、賢い奴」という一般的な意味で使われるようになったのかもしれないと推測しています。また、盗賊の隠語であるprig(1560年代の「鍛冶屋」)とも比較できます。中英語では、prigは屋根や瓦を固定するための小さな釘を指していました(14世紀)。これはprick(釘)から来ているかもしれません。
A p[rig] is wise beyond his years in all the things that do not matter. A p. cracks nuts with a steam hammer: that is, calls in the first principles of morality to decide whether he may, or must, do something of as little importance as drinking a glass of beer. On the whole, one may, perhaps, say that all his different characteristics come from the combination, in varying proportions, of three things—the desire to do his duty, the belief that he knows better than other people, & blindness to the difference in value between different things. [quoted in Fowler, 1926, who writes that it can be found in "an anonymous volume of essays"]
「p[rig]は、重要でないことに関しては年齢を超えた知恵を持っている。p.は蒸気ハンマーでナッツを割る。つまり、道徳の基本原則を持ち出して、ビールを一杯飲むような些細なことをしてもいいのか、あるいはしなければならないのかを判断するのだ。全体として見ると、彼のさまざまな特徴は、義務を果たそうとする欲望、他人よりも自分が優れていると信じる傲慢さ、そして物事の価値の違いを見抜けない盲目さという三つの要素が、さまざまな割合で組み合わさった結果だと言えるかもしれない。」(1926年のファウラーによる引用で、匿名のエッセイ集に見られると述べられています)
また、prim(几帳面)、primp(おしゃれにする)、prank(いたずら)、prink(華やかに飾る;1700年代の「きれいな飾りで着飾る」や1690年代の「気取って歩く」)とも関連しています。関連語にはPriggish; priggishly; priggery(うぬぼれた態度)が挙げられます。