「 recitative 」の語源

15世紀初、法律手続きで「何かを述べる」という意味で使用されるようになり、15世紀中頃には「事実や詳細を述べる」という意味になった。これは古フランス語のreciter（12世紀）およびラテン語のrecitare「声に出して読む、暗唱する、声高に朗読する」から直接派生したもので、re-「後ろに、再び」（re-を参照）とcitare「召喚する」（citeを参照）から成り立っている。「暗唱する、記憶から何かを繰り返す」という自動詞としての意味は1742年に見られる。関連語：Recited、reciting。

「独唱のための旋律」という意味で、1775年にイタリア語の aria（直訳すると「空気」）から来ています（詳しくは air (n.1) を参照）。

Historically considered, the aria marks a single moment in the course of a dramatic action. The text often consists of but a few words, many times repeated (as we find in Handel's oratorios, etc.), and the musical development is the main thing. The opposite of aria is recitative (q.v.), in which the declamation of the syllables is the main thing, colored, perhaps, by means of clever orchestration. [W.S.B. Mathews and Emil Liebling, "Dictionary of Music," 1896]

歴史的に見ると、aria は劇的な動作の中での一瞬を表しています。歌詞はしばしば数語だけで構成され、それが何度も繰り返されることが多いです（ハンデルのオラトリオなどで見られるように）。音楽の展開が主な焦点となります。aria の対義語は recitative (q.v.) で、こちらでは音節の朗読が主役で、巧妙なオーケストレーションによって彩られることがあります。[W.S.B. Mathews and Emil Liebling, "Dictionary of Music," 1896]

音楽において「旋律的に、旋律的な方法で」という意味で使われるこの言葉は、1742年に登場しました。イタリア語の arioso、「アリアのように」という表現から来ており、これは aria、「旋律」を意味します（詳しくは aria を参照）。recitative（レチタティーヴォ）とは区別されます。