中英語のsemeは古英語のseam「衣服の縫い目、縫合、布の二枚の端を縫い合わせることで作られる接合部」を由来とし、原始ゲルマン語の*saumaz(古フリジア語のsam「裾、縫い目」、古ノルド語のsaumr、中オランダ語のsom、オランダ語のzoom、古高ドイツ語のsoum、ドイツ語のSaum「裾」を含む)から派生し、PIE語根の*syu-「結ぶ、縫う」から来ている。
Chidynge and reproche ... vnsowen the semes of freendshipe in mannes herte. [Chaucer, "Parson's Tale," c. 1386]
友誼の縫い目を人の心に縫い付けることの非難と侮辱。 [チョーサー、「パーソンズ・テイル」、約1386年]
中英語では「切り傷や瘢痕」(約1400年)も意味した。「球の上に縫われた突起物」の意味は1888年から記録されている。「二つの広い層の間の薄い層」の地質学的な意味は1590年代から。過剰な満ち溢れを表す比喩的表現bursting at the seamsは1910年に(文字通り、きつすぎる衣服については1907年に)登場した。Seam-squirrel「シラミ」は古いアメリカのスラング(1893年)である。