14世紀初頭に登場し、文字通り「何かに押し出されるもの」という意味です(最初は雪や雨などに使われていました)。古英語には記録がなく、drive(動詞)の派生形(thrift/thriveを比較)か、古ノルド語のdrift「雪の吹き溜まり」や中部オランダ語のdrift「牧草地、群れ、放牧」から借用されたものと考えられています。これらはすべて原始ゲルマン語の*driftiz(デンマーク語やスウェーデン語のdrift、ドイツ語のTriftも同源)から派生しており、さらに遡ると印欧語根*dhreibh-「押し出す、押す」に行き着きます(drive(動詞)を参照)。
「押し出されるもの」という意味から、「何かに押し出されるもの全般」、特に複数の物や一緒に動いている塊を指すようになりました(15世紀中頃)。比喩的には「目的、意図、何を目指しているのか」という意味も1520年代から使われるようになり、これは「進行方向、傾向」といった概念に基づいています。また、1670年代には「潮流の影響で船が進路を逸れること」という航海用語としても定着しました。さらに、1955年には「スポーツカーの制御されたスライド」という意味も確認されています。