約1200年頃、「宗教生活に専念する人々の集まりや共同体」を意味する言葉として使われ始めました。これは、アングロ・フランス語のcoventやcuventから来ており、古フランス語のconventやcovent(「修道院」や「宗教共同体」を意味する)を経て、ラテン語のconventus(「集まり」)に由来します。このラテン語は中世ラテン語で「宗教的な家」を指す言葉として使われ、元々はconvenire(「集まる」「会う」「結束する」「合意する」「適切である」といった意味)の過去分詞形でした。これは、com(「共に」「一緒に」、con-を参照)とvenire(「来る」、印欧語根*gwa-「行く」「来る」から)を組み合わせた形から派生しています。
「宗教生活に従事する共同体が占める家や建物の集合体」という意味は15世紀中頃から見られます。この意味が特に女性を指すものとなったのは18世紀以降です。ラテン語の-n-を復活させた形は15世紀初頭に登場しました。中英語の形はロンドンのCovent Garden地区に残っており(18世紀後半には売春宿で悪名高かった)、かつては廃れた修道院の庭であったことから名付けられました。
COVENT GARDEN ABBESS. A bawd.
COVENT GARDEN AGUE. The venereal diſeaſe.
["Classical Dictionary of the Vulgar Tongue," 1796]
関連語としては、Conventualがあります。