「 omnibus 」の語源

また、bus-boyとは、「食事後にレストランのテーブルを片付ける従業員」を指し、1913年に使われ始めました。これは、レストランの文脈での bus（動詞）と boyを組み合わせたものです。

1832年、「公共の街中を走る馬車」という意味で、もともとは omnibus（詳しくは別項を参照）の略語として使われていました。現代英語の名詞は、ラテン語の与格複数形の名残です。「miss the bus」、つまり「機会を逃す」という比喩表現は、1901年のオーストラリア英語から来ています（『オックスフォード英語辞典』には1886年の比喩的な miss the omnibus が記載されています）。Busman's holiday、「仕事でやっていることに参加しながら過ごす余暇」（1893年）は、おそらくロンドンのバス運転手が休日に別のバスに乗って楽しむ様子を指しているのでしょう。

Sometimes a new play opens, and we have a wild yearning to see it. So we ask for a holiday, and spend the holiday seeing the other show. You know the London omnibus driver, when he takes a holiday, enjoys it by riding around on another omnibus. So we call it a 'busman's holiday' when we recuperate at another theater! [English actress Lily Elise in "The Girl Who Made Good," Cosmopolitan, December 1911]

新しい芝居が始まると、どうしても見たくなりますよね。だから私たちは休暇を取って、他の公演を観に行くのです。ロンドンのバス運転手が休みの日に別のバスに乗って楽しむように、私たちも別の劇場でリフレッシュすることを「バス運転手の休日」と呼ぶのです！ [イギリスの女優リリー・エリースが『The Girl Who Made Good』、『コスモポリタン』1911年12月号で語った言葉]