中英語のsterven、「死ぬ、消滅する」、また「精神的に死ぬ」から古英語のsteorfan「死ぬ」(過去形stearf、過去分詞storfen)、語源的には「硬くなる」から原始ゲルマン語の*sterbanan「硬くなる、飢える」(古フリジア語のsterva、古サクソン語のsterban、オランダ語のsterven、古高ドイツ語のsterban「死ぬ」も同源)。これはPIE語根*ster- (1)「硬い」の拡張形から再構成された。
この動詞の活用は16世紀までに英語で弱変化になった。この言葉は特に長引く死や衰弱死に使われ、特に「寒さで死ぬ」(14世紀)、「栄養の不足で死ぬ、飢えに苦しむ」(15世紀中頃)を意味するようになった。他動詞の意味「飢えで苦しめる、殺す」は1520年代に記録されている(中英語のstarve of hungerは12世紀初期から同じ意味で、hunger-storven「飢えで死ぬ」は14世紀後期から)。
「寒さで死ぬ」という意味は『Century Dictionary』(1902年)で「現在は主に英語」と、『OED』(1989年)で「現在はのみNorth.」と記されている。Wedgwood(1878年)は「Midland Countiesではto clemは飢えで死ぬことを意味し、to starveは寒さに苦しむことを意味する」と述べている。
"Dear me," continued the anxious mother, "what a sad fire we have got, and I dare say you are both starved with cold. Draw your chair nearer, my dear. ..." ["Mansfield Park," 1814]
「ああ、なんてことだ」と心配そうな母親が言った。「なんて悲しい火でしょう、そしてあなたたち二人は寒さで飢えているに違いない。もっと近くに椅子を寄せて、私の愛しい子。また・・・。」["マンフィールド・パーク," 1814年]
ドイツ語の同根語sterben「死ぬ」は言葉の元の意味を保持しているが、英語はその起源からここまで離れてしまったため、starve to death(1910年)が一般的になった。この動詞はスカンジナビア語には見られないが、古ノルド語のstjarfi「破傷風」と比較される。