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dotard」の意味

老いぼれ; 愚か者; ボケた人

dotard 」の語源

dotard(n.)

14世紀後半には「愚か者、老いぼれや幼児のような人」を意味していました。これは dote(動詞)と -ard(接尾辞)から来ています。「溺愛する人、愚かに愛情を抱く人」という意味(約1600年頃)は現在では稀かほとんど使われていません。中世英語では dote から派生した名詞もいくつかあり、すべて「愚か者、単純な人」という意味でした。具体的には dotel(14世紀後半)、doterel(15世紀後半)、doti-poll(約1400年頃、doddypollを参照)などがあります。

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また、dotipollという言葉は、約1400年頃に使われていたもので、dotypolledodipollといった形でも見られます。意味は「愚かな人」で、どの綴りでも現在では使われていません。後半の部分は、元々「頭」を意味するpoll(名詞)から来ています。前半の部分は、おそらく中英語のdote(名詞)「愚か者、単純な人、ボケた老人」(12世紀中頃)に由来し、これはdote(動詞)から派生しています。しかし、中英語のdodden「刈る、剃る」から来ているとも言われています。

約1200年頃から使われているdotenは、「非合理的に振る舞う、愚かなことをする、ばかになる、または精神的に不安定になる」といった意味を持ち、さらに「年齢による認知機能の低下」を指すこともあります。この言葉は、おそらく中低ドイツ語や中オランダ語のdoten(「愚かになる、正気を失う」)に似た、記録に残っていない古英語の単語から派生したものと考えられていますが、その起源は不明です。また、これらの言葉から直接派生した可能性もあります。

「Century Dictionary」と「OED」は、オランダ語のdutten(「昼寝をする、うじうじする」)、アイスランド語のdotta(「うとうとする、眠る」)、中高ドイツ語のtotzen(「昼寝をする」)と比較しています。ウェッジウッドは、「この言葉の基本的な意味は、頭をうなずかせることから始まり、そこから眠くなり、居眠りをし、理解が混乱することに繋がるようです」と述べています。

15世紀後半からは「夢中になる、過度の愛情を注ぐ」という意味でも使われるようになりました。また、中英語では「腐敗する、劣化する」という意味もあり、特に腐った木材などを指す際に使われていました(15世紀中頃)。名詞のdote(「愚か者、単純な人、老年期の男性」)も存在しましたが(12世紀中頃)、中英語辞典はこれが動詞から派生したものと考えています。関連語としては、Doted(過去形)、dotes(現在形)、doting(現在分詞)があります。

また、-artは古フランス語の-ard-art、ドイツ語の-hard-hartに由来し、「勇敢な」「堅実な」といった意味を持ちます。これは多くの人名の第二要素として使われることが多く、強調の役割を果たしていました。しかし、中世高ドイツ語やオランダ語では一般名詞において軽蔑的な要素として使われることもあり、その流れで中英語に取り入れられました。具体的には、bastard(ばか者)、coward(臆病者)、blaffard(どもり者)、tailard(尻尾を持つ者、侮辱的な表現)などです。

こうして、この要素は英語の中でも生きた形で使われるようになり、buzzard(ハゲワシ)、drunkard(酔っ払い)などの単語に見られます。ドイツ語の要素は原始ゲルマン語の*-hart*-hardに由来し、「大胆な」「堅実な」という意味を持っていました。これは印欧語根*kar-(「硬い」)から派生しています。

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    dotard 」の使い方の傾向

    統計グラフは books.google.com/ngrams/ から作成されています。Nグラムは信頼性に欠ける可能性があります。

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    翻訳はAIによって生成されました。元のページをクリックしてください: Etymology, origin and meaning of dotard

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