1530年代、「政府の不在」の意味で、フランス語のanarchieまたは中世ラテン語のanarchia、ギリシャ語のanarkhia「指導者の不在、政府のない人々の状態」（アテネでは、紀元前404年の三十暴君の年に<約見> archonが存在しなかったことを指して使用された）から派生した抽象名詞で、anarkhos「支配者のいない」から、an-「なし」（an-（1）を参照）+ arkhos「指導者」（archonを参照）から。
1660年代からは「権威の混乱または不在」の意味で使用され、1849年には「力のない秩序」を提唱する社会理論に関連して使用され、直接的な政府の代わりに協会や協同組合が機能するという形で、1830年代にフランスの政治哲学者ピエール＝ジョゼフ・プルードン（1809-1865）によって定式化された。
Either the State for ever, crushing individual and local life, taking over in all fields of human activity, bringing with it its wars and its domestic struggles for power, its palace revolutions which only replace one tyrant by another, and inevitably at the end of this development there is ... death! Or the destruction of States, and new life starting again in thousands of centers on the principle of the lively initiative of the individual and groups and that of free agreement. The choice lies with you! [Prince Peter Kropotkin (1842-1921), "The State: Its Historic Role," 1896]
国家が永遠に個人と地域の生活を圧迫し、人間活動のすべての分野を支配し、戦争と権力闘争をもたらし、単に一人の暴君を別の暴君に置き換える宮廷革命を引き起こすのか、または国家を破壊し、個人とグループの活発なイニシアティブと自由な合意の原則に基づいて千の中心で新しい生活が再び始まるのか、その選択はあなたに委ねられている！ [プリンス・ピョートル・クロポトキン（1842-1921年）、『国家：その歴史的役割』1896年]
