「canary」の意味
カナリア; 小型の歌鳥; カナリア島原産の鳥
「 canary 」の語源
canary(n.)
小型の歌鳥の一種で、1650年代に使われ始めました(1570年代の Canary-bird の短縮形)。フランス語の canarie は、スペイン語の canario、「カナリア鳥」、つまり「カナリア諸島の(もの)」を意味します。この鳥はカナリア諸島が原産地で、ラテン語の Insula Canaria、「カナリア島」、すなわち「幸運な島々の中で最も大きな島」から名付けられました。語源をたどると、「犬の島」という意味になり、これは canis(犬)から派生した形容詞 canarius に由来し、さらに印欧語のルーツ *kwon-(犬)にさかのぼります。
この島が「巨大な犬の多い島」と呼ばれたのは、プルニウスの言葉によればそうですが、これは民間語源の可能性もあり、実際にはカナリア諸島に住んでいたベルベル人の一派 Canarii にちなんで名付けられたのかもしれません。彼らはモロッコの海岸近くに住んでいて、島に定住していた可能性があります。この名前は、アルノビウス(約300年頃)の時代には島々全体(Canariæ Insulæ)を指すようになりました。また、1580年代からはカナリア諸島産のワインを指す言葉としても使われるようになりました。
[2019年に行われた島の古代遺骨のDNA分析によると、先住民は典型的な北アフリカ系の系統に加え、地中海やサハラ以南のアフリカの人々の系統も持っており、約100年頃に到達した可能性があることが示唆されています。]
「 canary 」に関連する単語
「 canary 」の使い方の傾向
統計グラフは books.google.com/ngrams/ から作成されています。Nグラムは信頼性に欠ける可能性があります。
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