「九十九より一つ多い数、十十の数、九十九より一つ多い数を表す記号」。古英語のhundredは「百の数、百を数えること」を意味し、これは原始ゲルマン語の*hunda-ratha-に由来しています(これは古フリジア語のhundred、古ザクセン語のhunderod、古ノルド語のhundrað、ドイツ語のhundertも同様です)。最初の部分は原始ゲルマン語の*hundam「百」で、これはゴシック語のhundや古高ドイツ語のhuntと同源です。さらに遡ると、印欧語族の*km-tom「百」に行き着きますが、これは*dkm-tom-から短縮されたもので、サンスクリット語のsatam、アヴェスター語の、ギリシャ語のhekaton、ラテン語のcentum、リトアニア語のšimtas、古教会スラヴ語のsuto、古アイルランド語のcet、ブルトン語のkant「百」と同系です。これは、語根*dekm-「十」に接尾辞が付いた形です。
二つ目の部分は原始ゲルマン語の*rath「数えること、計算」(ゴシック語のraþjo「計算、数」、garaþjan「数える」などからもわかるように)に由来し、これは印欧語族の語根*re-「計算する、数える」から来ています。古英語ではこの数を単にhundと呼んでおり、またhund-teontigとも表現されていました。さらに、duodecimal(十二進法)とも関連があります。
「郡やシャーの一部で、独自の裁判所を持つ区域」という意味もあり、これは今でもイギリスの地名やアメリカのデラウェア州で見られます。古英語では、これはおそらく100hides(土地の単位)を表していました。Hundred Years War(百年戦争、1337年から1453年まで断続的に続いた戦争)は、1874年に初めてそのように呼ばれるようになりました。また、最初のHundred Days(百日天下)は、ナポレオンが復帰してから最終的に退位するまでの1815年の期間を指します。