約1400年、tepideは液体に対して「ほどほどに温かい、ぬるい」という意味で使われました。これはラテン語のtepidus(「ぬるい」)から来ており、さらに遡るとtepere(「ほどほどに温かい」)に由来します。この語は、インド・ヨーロッパ語根*tep-(「温かい」)から派生しており、サンスクリット語のtapati(「温める、熱する、焼く」)、tapas(「熱、輝き;禁欲」)、アヴェスター語のtafnush(「熱病」)、古代教会スラヴ語のtopiti(「温める」)、teplu(「温かい」)、古代アイルランド語のtene(「火」)、ウェールズ語のtes(「熱」)など、さまざまな言語で同様の意味を持つ語が見られます。
比喩的な使い方(感情などに対して)は1510年代から見られます。関連語として、Tepidly(「ぬるく、ほどほどに」)、tepidity(「ぬるさ、ほどほどの温かさ」)があります。また、ローマのtepidariumは、入浴施設の中で温かい湯に入るための部屋を指していました。